9月「黒木キャンプ場の皆さんとのツキノワグマ学習会🐻」が実施され、「クマの生態について」(朝方と夕暮れ時を中心に行動)から、「こんな草🌳も食べています」(有毒植物であるマムシグサも食べます:人が食べると意識障害、嘔吐、心臓麻痺)まで、人と熊が共生しながらも上手く距離を保ち接触を回避する為の方法を伝授いただきました。

キャンパーの皆さんが安心して過ごせるよう、あらゆる方法を駆使し万全の態勢を整えています。

但し、キャンパー皆さんにお願いしたことは、

食料やゴミ、消し炭を必ず完全処理をお願いします。

目(視力)はあまり良くありませんが、鼻(嗅覚)はかなり優れており犬並だそうです。そして、食べ物への学習能力が高く執着する傾向がある為です。

食料をそのまま放置してしまうと、餌でおびき寄せるようなものだからです🐻。



黒木キャンプ場では県自然保護班や警察安全課の指導に基づき追い払い対応要領を徹底しています。

・動物駆逐用煙火(花火)取り扱い講習・野外拡声設備での不定期音放送

設置物)・カウンターアソールト(熊スプレー)、ベアホーン(クマ鈴)、セイフティーホーン


普段活動される場合でも以下に気を付けて行動してください。

・クマの目撃情報があった場所には近づかないでください。

・里山などクマの生息域に入る場合は、一人で行動しないでください。

・活動が活発になる夕方から早朝にかけて特に注意してください。

・野外に、食べ残しや食べ物の容器などを放置しないでください。

 

・鈴やラジオなど音の出るもので、クマに自分の存在を知らせてください。

岡山県庁もホームページにてツキノワグマの出没について注意を呼びかけています。
このリンクからご確認ください。



ダウンロード
熊注意喚起リーフレット1.pdf
PDFファイル 1.0 MB
ダウンロード
熊注意喚起リーフレット2.pdf
PDFファイル 1.4 MB

こちらのリーフレットも必ずご一読くださいね!



先般6月8日だったか、新聞で「市街地出没のクマ、銃猟可能に 環境省、鳥獣保護管理法を改正へ」なんて見出しがありましたね。

環境省によると、昨年度の全国の人身被害は2006年度以降で最多の219人だとか。この加茂町も例外ではありません。

環境省専門家検討会が鳥獣保護管理法を改正し、市街地での銃猟が可能となる要件を条件付きで緩和する対応方針をまとめたそうです。

(次期国会で早期の改正を目指し、法案が可決されると、以下の場合に銃による殺処分を可能になるそうです。

(1)住宅街で大型獣による人身被害の恐れが生じている場合

(2)建物内にクマが入り込んだ場合

(3)住宅街で箱わなを使ってクマを捕獲した場合

人と獣、里山でのせめぎ合いの中で上手く共存の道を探せるといいですね👍。


詳しいことは、下記の県や市に訪ねてみてください。

■美作県民局 森林企画課(県)〒708-8506 津山市山下53/TEL0868-23-1384 Fax0868-23-2602

津山市役所 森林課(市)〒708-8501岡山県津山市山北520/TEL0868-32-2078 FAX0868-32-2093

Eメールshinrin@city.tsuyama.lg.jp

よろしくお願いします。